~避暑地の猫~
脳のリズムが奏でる永遠の時空
大宮/音信普通

読書in軽井沢&草津


昨日は木曜(休診日)。
早朝、我が家での起床後の会話…。

「今日はどうするの?職場でお勉強?それとも家でのんびりする?」

「………(頭がぼーっとして何も考えられない。あれ?風邪でも引いたかな?)」

「たまには家で休んだら?」
「天気予報は?」
「雲りのち雨だって」
「おまえはどうしたい?」

「私は家でゆっくりするか、それとも…、温泉かな」
「温泉なら、草津と鹿の湯(那須)どっち?って感じ?」

「う~ん…、草津!“大滝乃湯”リニューアルしてからまだ行ってないし…」
「そっか…」

その2時間後、私ら夫婦は上信越自動車道の横川SAに。

車を停めた後、ちょっと探し物があったのでトランクの中をごそごそ…。

家内は一足先にトイレに。
私も少し遅れてトイレに向かって歩いていくと、

「キャー!可愛い!」と大声を張り上げて喜んでいる子供の声が。
「何だろう?」と近寄ってみると、こんな看板が。

すると、その真上、トイレの外壁には本当に可愛い雛たちの姿が。

ときおり、親鳥がやってきて餌を与えている姿が目の前で!
なんと愛らしい!

ちなみに、「キャー可愛い!」と大声を発していたのは“子供”ではなく、
なんと!家内でした…。
たらーっ(汗)


唐突ですが、私は蜩(ヒグラシ)の鳴き声が大好きなんです。

同じセミでもアブラゼミやミンミンゼミのそれとは違って、
何とも言えない郷愁感?のようなものを覚えるし、
とにかく心地いいんです。

我が家のある大宮から草津に行くには、
伊香保ルート、あるいは軽井沢ルートのどっちか。

昨日はなぜかヒグラシの鳴き声が聞きたくなって、
同時に“ある場所”の映像が頭に浮かんできたので、後者を選択…。

横川をあとにして、ふたたび車を走らせること30分、
“ある場所”に到着。

中軽井沢の旧星野温泉から小瀬まで続く“小瀬林道”、
その脇を流れる“湯川”。

軽井沢在住時のエッセイ「湯川の森-ヒグラシの調べ-」
同じく「湯川の森-精霊のウィンク-」の舞台が
まさしくこの場所です。

上記のエッセイを読んでいただくと
写真以上の臨場感を味わっていただけると思います。
是非是非!

この川が私にとっての最強のパワースポット!
少々の風邪なら、ここに小一時間もいれば治っちゃいます。

原生林に囲まれた森と湯川のせせらぎ。
木々たちの息吹と冷涼な川風。

今から12年前、軽井沢に住んでいたときの思い出の場所でもあります。

春~初夏の時期は毎日のように、この場所で読書と思索に耽ってました。

今回は体調が悪かったというのもありますし、
どうしても読み終えたい本があったので、
からだの充電作業と読書をいっしょに。


しかもヒグラシは雨が降り出しそうな曇り空のときに
たくさん鳴く傾向が…。

このときはまさしくそんな天気。
そうなんです。森全体がヒグラシの大合唱でした。
もう最高!

カナカナカナカナカナカナ………

私が読書に夢中になっている間、
家内のほうは自宅から持ってきた酵素玄米のおにぎりや
塩麹の漬物をパクついたり、
木々とお話したりして遊んでたようです。

1時間ちょっとしたら、腰が疲れてきたので、場所を変えることに。
村民食堂というレストラン脇にあるテラス席に移動。

ここに移動する途中、
家内が急にしゃがみこんで動かなくなったので、
どうしたんだろう?

今度は草花とお話しか?

まっ、なんでもいいけど、とりあえず撮ってやれ!カシャッ!

「おーい!何してんだ?」

すると、嬉しそうに、
「ねえ、ねえ、すごいよ!2つも見つけちゃった!四つ葉のクローバー」

今日はツバメの赤ちゃんといい、クローバーといい、
ウキウキワクワクすることばかり。

宇宙からのプレゼント?

でもこのあともプレゼントが盛りだくさん…。

14時ころ、軽井沢をあとにして
15時ごろ、草津に到着。

日帰り施設の“大滝乃湯”へ。

リニューアルされて、きれいになってました。

私のお気に入り、それは地下にある“合わせ湯”。

ここのお湯はマジで効くーー!
最近内臓の中の一か所が硬い感じがしていたのですが、
見事に柔らかくなりました。

満足、満足…!

そして18時半ごろ軽井沢に再び戻り、夕食を摂ることに。

“かぎもとや“という手打ちそばの老舗。
蕎麦はもちろんのこと、私はここの“けんちん汁”が大好物。

軽井沢在住時も含めて、もう20年以上この店に通い続けています。

そばを堪能した後、近くにあるスーパー“ツルヤ”に寄って、
お目当ての信州リンゴジュースを買って、
最後に“おやき”をつまんで、シ・ア・ワ・セ。


帰りの高速での車中、助手席の主は終始無言。
どうして?夫婦喧嘩?

いえいえ、ただ気持ち良くなって、ぐっすりモード。

そして自宅に到着。
家内の肩をゆすって起こすと、寝ぼけまなこで
「なになに、どうしたの?ココどこ?」

「着いたよ」

「どこに?」

「どこにって、家に決まってんだろー。
俺、このまま寝ると、明日診察室で、
硫黄臭いかもしれないからお風呂に入るよ。
荷物は俺が運んでおくから、先にお風呂入れておいてくれる?」

「うん、分かった」

荷物を運び入れて、2階に上がると、なんと、
家内は既に布団の中。

そっ、そうすか。ふらふら お風呂…

ま、でも、とにかくいい休日でした。



軽井沢在住時のエッセイ「湯川の森-ヒグラシの調べ-」
同じく「湯川の森-精霊のウィンク-」
も是非ご一読ください。