~避暑地の猫~
脳のリズムが奏でる永遠の時空
大宮/音信普通

読書inお隣さん

熊谷珈琲のテラス席で読書


23日の講演会。
とりあえずは大きなトラブルもなく…、
なんとか終えることができました。

関係各位の皆様に心より御礼申し上げます。

ただ、やっぱり100分という時間の枠は厳しかった…(;一_一)…。

もっとも話のプロットを想定した時点で、
時間が足りないことはわかっていたんです。

なので、当日までに削れるところを削って、スリム化すれば、
なんとかなるだろうと、
もしダメだったとしても、15分くらいの延長は許容範囲内だろうと、
タカをくくってたんです。

そして当日、
会場の雰囲気次第では、20分くらいの延長もアリかな~?

なんて甘い考えがよぎってしまい、
講演が始まる直前に、ちょっと探りを入れてみたんです。

プロジェクターに映し出されているパソコンの画面を見つめながら、
なかば独り言のように


いやー、ホントに内容が濃くなっちゃったなー。
やっぱり100分はきつそうだなあ。
(今日は12:40までという予定だが)
講演のあとは大宮駅周辺でランチするという方、きっと多いですよね。

ランチタイムはだいたい14:00までだから、
最悪13:00までに終われば、皆さんのランチタイム大丈夫ですよね…


と、ボソボソと呟いてみたところ、最前列に座っていたご婦人が
「えっ、それはちょっと困ります。私は腰が痛くて長時間座っていられないんです」

「あぅ…、そ…、そうなんですね。分かりました」

あえなく、ゲキチーン。

そういう甘い考えはダメー!
と宇宙からダメ出しが。


であるなら、
よーし、そのご婦人の腰が痛くなる前に、
っていうか、私の考えでは、ご婦人の脳内で「痛み記憶の再生スイッチが入る」前に
講演を終えるようにしてあげないと!

そんな辛い状況のなか、わざわざ足を運んでくれたのだから、
ここに来たことが無駄ではなかったという思いに満たされて、
明るい気持ちになって帰ってもらいたーい!

と、モチベーションも新たに、いざ、ショータイム!

そしたら、のっけから早口になってしまい…、
聞き取りにくい場面も多々あったでしょうね。

ホントごめんなさい、っていう感じで、
あっという間の時間が。

でも、そのご婦人の腰痛が気になってしまって、話の途中、
思わず「腰のほう大丈夫ですか?」と聞いちゃったけど…。

講演の最後のあたりでは、
その方の表情がどんどん前向きな、
とってもいい感じの“お顔”に
変わっていたんです。

そう、まるで腰の痛いことなどすっかり忘れているかのような…。

そして、なんとか時間ぎりぎりで終えることができました。

だ・け・ど、
超特急で話を進めていったせいか、
案の定、話し忘れたことがいっぱい…。

夜の懇親会の席で、
「あーっ、これを言うの忘れてたー!」
を連発。

私としてはビミョーに消化不良な一日でした…。

なので、またやりたいと思います。


それにしても、気がつくと、今年のカレンダーも最後の一枚に。
今年は本当にすさまじい一年でした。

とくに、8月~11月は。
かけがえのないソウルメイトの急逝…。

衝撃的なインスピレーション。

自宅にあった不用品の山との格闘。

施療院リフォーム。
引越し。

講演会&研修会。

23日のあとしばらくは、完全に虚脱状態。

で、久しぶりに訪れた休日。
我が家-治療院-のお隣さんでカフェタイム。

テラスに腰かけて、午後の陽ざしを浴びながら、
至福のひととき-読書タイム-。

お隣りの“熊谷珈琲”さん。
オーナーは丸山珈琲(軽井沢の名店)出身。

美味くないはずがありません。
私にとっては、いわば「軽井沢の味」。

かつて暮らした軽井沢に戻ることを夢見て、
ずっとそれだけを追いかけてきたけど、
私はすでに手に入れているのかもしれません。

我が家の眼前に広がる氷川参道の緑。

敷地内のテラス。

甘い記憶をくすぐる癒しの香り。

もしかして、
今そこにある幸せに気づいていないだけ?

そう…、きっと
何気ない日常の中に、
実はあとになって泣きたくなるような幸福な記憶が
そこかしこにあふれてる。

手にしていない何かを追いかけるのではなく、
すでに手の中にある幸せに気づくこと…、
そして、感謝。